2023年08月15日 取り組み

夏休み子ども向けPUSH(心肺蘇生)講習開催!

8月12日(土)、健康管理センターで「夏休み子ども向けPUSH講習」が行われました。PUSH講習とは、救命活動で最も重要な胸骨圧迫とAEDの使用法に特化した短時間講習で、今回は小学生から高校生まで23人が参加しました。
参加者一人一人に心肺蘇生トレーニングキット「あっぱくん」が配布され、わかりやすいアニメーション動画を見ながら講師の手拍子に合わせて圧迫を行いました。心臓に見立てたハート型のトレーニングキットは的確な角度と強さで押すと音が鳴る仕組みで、会場ではピッピッと揃った音が鳴り響いていました。

心肺蘇生トレーニングキット「あっぱくん」
動画を真剣に見る子どもたち
胸骨圧迫に取り組む中学生たち

講習に参加した高校1年生の市川舞さんと牧野蒼さんは「心臓マッサージを3分続けるのは部活よりきつくて大変だったけど、講習に参加してよかった」と修了証を笑顔で見せてくれました。(この後部活だそうです。)

3人兄弟で参加した我那覇ゆいとさん(小4)、あやとさん(小2)、さとさん(5歳)のお母さんは「動画を見ながらポイントで分けて教えてくれたのでとてもわかりやすかった」と話しました。
最後に、講師を務めた鈴木センター長は「もし倒れた人と遭遇した時は、今日学んだことを思い出し、勇気を出して助けてあげてください」と呼びかけました。

当センターでは、今後も職員や地域の方に向けた講習会を継続的に開催し、一人ひとりの応急処置に対する意識強化を図っていきたいと考えています。

※この度、この取り組み趣旨にご賛同いただいた、沖縄コカ・コーラボトリング株式会社さんからコカ・コーラやオリジナルグッズの寄付いただき、参加者へのお土産として配布しました。